雪を早く溶かす!っていうか溶かしたい!どうすればいいの?
連日まいっちゃうね。
車は進まないし、電車は運休だし。新幹線はやたら動いてるけど。
JRは大変だな。
タクシーもろくにつかまんないしね。
何が原因か。
そう、雪。雪なんですわ。
毎日雪かきするのも重労働。雪国の人はご苦労様です。
そこで雪を早く溶かす方法をさっそく調査開始!
融雪剤
融雪剤はホームセンターなどで販売されています。
主成分は塩化カルシウムと言って、塩です。
水は、0度になると凍り始めますが、水に塩を加えることによって、0度でも凍らなくなり、早く溶けるというわけ。
融雪剤は基本的に、粒状になっており、それを溶かしたい部分にパラパラっとかけるだけ。
雪が溶けやすくなります。
ただ歩道で雪が山のように積もっているところに使用すると、雪がぐしゃぐしゃになり、歩行しづらくなります。
歩行するには、踏み固められた雪の方が何倍も歩きやすいです。(電車が止まり1時間歩いて体験済み)
また、植物や車の塗装には悪影響ですので、まく際はそこら辺を加味したうえでまくようにしましょう。
ポリ袋
雪は太陽光を80%ほど跳ね返しています。(白いので)
なのでそのままにしておいても時間がたてば溶けますが、だいぶ時間がかかります。
そこでポリ袋。
ポリ袋に雪を入れることで、太陽光の反射を防ぐことにより、雪が溶けやすくなります。
特に色つきのポリ袋がいいでしょう。
でもいちいちポリ袋に入れるなんてことなかなかしないと思うのは、僕だけでしょうか。
そんな時は、ビニールシートなどをかぶせておくだけでも効果があるようです。
雪がやんで、太陽が出ていないとあまり意味はありませんが。。。
土や炭
ポリ袋と同様に、太陽光の熱を利用するために、雪に土や炭をまくと、太陽光を集めることで、雪を早く溶かします。
雪が溶けた後に、土や炭が残っても大丈夫な場所にしましょう。
融雪ホース
次に融雪ホース。
融雪ホースは、ホースに穴が空いていて地下水栓につないで水を出したままにすると、穴から水が吹き出し、雪が溶けていきます。
豪雪地帯では、道路に埋め込まれている地域もあったりします。
1つ気をつけて頂きたいのは、必ず地下水栓を使用するということ。
普通の屋外にある蛇口からですと水の温度が低いため、雪が溶けるばかりか、その水道管ごと凍ってしまいます。
散水用のホースリールや、その他散水用品は、融雪用ではなくあくまで散水用ですので、冬場の使用は控えた方がいいです。
材質がプラスチックのものが多いですので、凍結による破損につながります。
必ず地下水を使用し、専用のホースを使用しましょう。
ちょっとひと工夫
雪は表面積が大きいほど早く溶けます。
なので、雪を固めておかないで、広げておいた方が早く溶けます。
また、雪にスコップなどで、穴をあけていくという方法もあります。
穴をあけることで表面積が大きくなり、早く溶けるのです。
水やお湯はダメ
先ほど、融雪ホースでちょこっと触れましたが、水やお湯をかけて溶かすことはNGです。
水は冬場の水は温度が低いため、凍るのも早いです。
そのため水をかけて溶かそうとすれば、溶けるどころか固めてしまうことにつながります。
気温が高い日に行うなら別ですが、0度前後の気温で水をかけることはお勧めしません。
またお湯であれば、温度が高いのでいいのではないかと思うかもしれません。
確かに瞬間的に雪を溶かすには優れていますが、大量のお湯でないとすぐに水と同じく凍ってしまいます。
大量のお湯を用意するなんて、ガス代や電気代が多くかかるのでコスト的にもやめた方がいいです。
水やお湯で溶かしたとしても、凍ることでアイスバーンになりスケートリンクのようにつるつるになり、滑りやすくなり危険ですのでやめましょう。
最後に
以上、雪を早く溶かす方法をご紹介しました。
雪を早く溶かすには、これぐらいの方法しかありません。
大がかりなことをすれば別ですが、そんなこと一般人がめったにできることではありません。
また、連日のように降り続くのでは上記のような方法は、あまり役に立ちません。
こまめに雪かきをしてなんとか雪をどかすのが一番手っ取り早いかもしれません。
一番おすすめなのは、融雪ホースですね。
地下水栓があればぜひご使用されることをお勧めします。
雪での事故などにはくれぐれも気をつけて、新しい春を迎えましょう。