セスキ炭酸ソーダのおすすめ掃除・洗濯法。重曹の約10倍のパワー!?
前回は重曹のお掃除活用法をご紹介しました。
今回はその重曹によく似たセスキ炭酸ソーダというものをご紹介します。
似ているけどそれぞれ違ったいいところがあります。
掃除に使う際に、掃除場所によって使い分けるのもアリです。
セスキ炭酸ソーダとは?
セスキ炭酸ソーダとは、重曹によく似た粉末で白くてサラサラしています。
別名アルカリウォッシュとも呼ばれています。
炭酸塩というものがあり、アルカリ性の強い物質ですが、それと重曹の中間くらいのアルカリ性を示します。
その分汚れを落とす力は強いですが、材質や手肌を傷めてしまうというデメリットもあります。肌の弱い人はちょっと気を付けた方が良いです。
ちなみに私は素手で触れても平気でしたw
セスキ炭酸ソーダの汚れを落とす力は重曹の約10倍と言われているので驚きです。
基本的には重曹と使い方や用途は同じです。
ただ、重曹と違い結晶が細かいので、ペースト状にして研磨剤として使うことはできません。
そんなわけでセスキ炭酸ソーダを使った掃除法をご紹介します。
キッチンのお掃除に
手順
①水(ぬるま湯)500mlに、小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを溶かす。(重曹よりアルカリ性が強いため少量で効果あり)
②100均などに売っているスプレー容器に入れる。
③キッチンの油汚れ・排水口のぬめりに吹きかける。
④ふき取ったり、こすったり。
セスキ炭酸ソーダは重曹より結晶が細かく、水に溶けやすい性質を持っているので、スプレーにして、万能洗剤として使うのをおすすめします。
先ほども述べましたが、結晶が細かい分、重曹のようにペーストにして研磨剤のようには使用できないので、ご注意ください。
また、一度溶かしたものでも、2~3か月ほど長持ちし、使用できるので保存にも便利です。
油汚れに対して効果的なので、プラスチックのギトギト油汚れにシュッとひとふきしてから洗うときれいに落ちます。
また重曹と同じく消臭効果もあるので、排水口や三角コーナーの嫌な臭いにもシュッとひとふきでOK。
お風呂のお掃除に
手順
①②上記のようにスプレーにします。
③浴槽や浴室小物にシュッと。
④スポンジなどでこする。
皮脂や垢などは酸性の汚れなので、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダをスプレーすることで、中和作用で汚れを落とします。
浴室の壁などにも使用すると黒カビの発生も少なくなります。
布製品の皮脂汚れに
手順
①ソファやカーペットにそのまま振りかける。
②2時間くらい放置。
③掃除機で吸い取る。
たったこれだけで簡単に皮脂汚れが取れます。
毎日のお洗濯に
手順
①洗剤代わりに洗濯機にそのまま投入。
②あとは普通に洗うだけ。
皮脂汚れに効果的です。汗をかく夏場のお洗濯にはもってこいですね。
また、落ちにくい血液汚れにも効果的です。
先ほど述べたスプレーを、汚れに拭きかけてしばらく放置したあと洗うだけできれいになります。
また、ワイシャツの襟や袖などの頑固な皮脂汚れにもスプレーして洗うと効果的です。
洗濯機に入れて洗濯する場合、セスキ炭酸ソーダの量が多いと多少ごわつきますので、量を調節してください。
毎日のお洗濯に使用することで、お風呂場同様に洗濯槽の黒カビの発生を少なくできます。
セスキ炭酸ソーダってどこに売ってる?
最近はどこにでも売っています。
スーパーのお掃除用品売り場だったり、ドラッグストアや100均だったり。
基本的に重曹の近くに並んでいることが多いですね。
通販などでも大容量タイプなど様々な規格のものが販売されています。
また、セスキ炭酸ソーダを使用したフローリングシートやスプレーなども各メーカーより発売になっています。
僕のおすすめは掃除王!
あんまり聞いたことない名前ですが、品質面では問題なく強アルカリのため、洗浄力が桁違いです。しつこい油汚れなどにもってこいです。
セスキ炭酸ソーダではなく、アルカリ電解水ですが用途は同じです。
価格も意外と安くコスパも優れています。
長持ちするものなので、大容量タイプを買ってストックしておくのもいいですね。
私は、キッチン下にストックしていつでも使えるようにしています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
知らないと損な感じしませんか。
私もセスキ炭酸ソーダにに出会うまでは、一般の洗剤を使用していましたが、コスト面でも高くついちゃうので、今では手放せなくなっています。
重曹の約10倍の汚れ落とし。
そう聞くだけでわくわくしますよね。(私だけ?)
そんなわけでセスキ炭酸ソーダの実力をぜひ一度お試しあれ。
さぁ、きれいなおうちで暮らしましょう。